【法人破産】【内装業】不況のあおりで自転車操業に陥り、支払不能の結果破産を決意した事例
<相談前>
依頼者:50代男性
債権者:1社
債務総額:約380万円
借入の原因:事業資金
主に内装業をしている会社で,仕事の流れとして,元請会社より内装の仕事の依頼を受けた場合,まず材料費を自身で調達する必要がありました。その費用は仕事が完成した後に,元請会社より支払いがありました。これまで材料費は借入で調達しており,一時期は従業員も雇っていたため,給料の支払いも借入を検討し,結果,信用金庫より借り入れをしていました。
収入が減ったのは,リーマンショックがきっかけでした。仕事の単価の減少,公共工事の減少で仕事の数自体が減少に転じました。当然売り上げも減少したた自転車操業に陥り,これ以上の借り入れができず,支払不能め,それを賄うためさらに借入をし,に陥ったため前島綜合法律事務所に相談に行きました。
<相談後>
破産で受任しました。会社案件ですので管財事件になりましたが,特に問題になるような事項はなく,スムーズに解決をしました。
<弁護士からのコメント>
本件はリーマンショックが原因による収入減からの破産申立という事例でした。弊所は法人の債務整理事件も多数実績がありますので,資金繰りに困っている方がいらっしゃいましたら,一度弁護士にご相談ください。