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(弁護士法人前島綜合法律事務所)

【自己破産】「悩む前に相談!」うつ病による退職⇒収入減の為、自己破産申立をした事例

相談前

■ご依頼者 : 50代男性
■貸金企業との取引 : 4社

■負債総額 : 約300万円


■借入の原因:生活費


生活費や公共料金等の支払いの為に借金をしてしまったことがそもそものきっかけでした。
そんな生活を続ける中、ローンを組んで念願だったマイホームを購入しました。
購入当初は、当時勤めていた会社の給与も高く、収入面から滞りなく返済を続けることができました。
しかし、給与が高い代償に仕事はとてもハードであったため、結果、「うつ病」を罹患し、
仕事も休むことが頻繁になり,最終的には退職を余儀なくされました。

その後,就職先もなかなか見つからず,その間は退職金で生活する状況が続きました。
この間も,住宅ローンの返済,子供の学費の支払いがあり、苦しい時期を過ごしました。
ようやく定職に就くことができましたが,前職よりも半分以下の収入でした。
ただ、何とか破産を免れようと思い借入と返済を繰り返す状況が続きましたが、
自転車操業を続ける結果になってしまったので、住宅ローンの返済を軽減しようと思い,
自宅を売却し,残ったローンを一括繰り上げ返済し,アパートに転居しました。
加えて、何かの足しになればと、自動車も売却しました。
しかしながら、住宅ローン以外の残債務についても返済の見通しが立たなかったため、
前島綜合法律事務所に相談に行きました。

相談後

相談時点で依頼者から状況を事細かに確認しました。
当初、予約時点で聞いていたお話では、約140万円の保険解約返戻金があったことや、
過払い金返還請求ができる可能性があったため、任意整理の方針で検討しましたが、
改めて、内容を精査してみると、債務の引き直し計算をしたところ、過払いがほとんど出ないことが分かりました。
そのため依頼者に改めて状況を説明して、自己破産による解決方法しかないことを依頼者に説明し、しっかりと納得頂き、受任をしました。
受任から約半年後に自己破産の申立をしました。
保険の解約返戻金約140万円があったことから、管財手続の対象となりましたが、
ご相談から約1年後、裁判所より免責が認められました。
依頼者は、今まで背負ってきた心の重荷が全て取れて、再び小さな笑顔を取り戻すことができました。

弁護士からのコメント

本案件に関しまして、依頼者の方が大変真面目な方で、「何とか自己破産だけは…」と思い
複数の仕事を掛け持ちながら1円でも多くの収入を得ようとし、1日でも早く借金を完済したいと思っている方でした。
弁護士も何とか依頼者の期待に応えようと自己破産以外の道を模索しましたが、
依頼者の方の体調や今後の生活も総合的に考慮し、やむを得ず自己破産という結論に至りました。
選択以上に、自己破産をすることで心身ともに解放されるケースは多いです。
少しでもお悩みの場合は、経験豊富な弁護士へご相談をお勧めいたします。

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